日本陸軍末期型木製鞘の銃剣

日本陸軍の末期型木製鞘の30年式銃剣の実物です。刃身を切断し刃も落とした合法的、安全な観賞用の品物です。サイズは全長が約52.5センチ鞘の部分が約41.5センチ鍔が約9.2センチ鞘も剣も入手時よりの共拵えです。柄尻の部分の製造番号は確認出来ません。剣の柄の金属部分はやや錆びが認められ着剣ボタンは可動しません。鍔は曲がりの無い真っ直ぐで刃身も血溝のない末期タイプです。付け根に◇マークに自(豊田自動織機）、〇にダルマの二重〇(名古屋造兵廠）が刻まれております。裏側に刈の文字が刻まれております。鞘は鉄製鞘よりも軽く、恐らく竹製で2ヶ所を麻糸様の物で硬く縛り固定されその上から国防色の塗料でコーティングされております。鞘先と鯉口部分は金属でしっかり固定されております。戦争末期の製品であり竹木製で材質的にも朽ちずに残っている実物は少なく貴重だと思われます。戦争末期の物資欠乏時代の貴重な品物と思われます。以上の説明をご理解頂きまして、当品物の価値を認めて頂ける方のご購入をお待ち致します。

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